「オブザベーション (Observation)」の日本語訳は、相手の様子を包み込むように看続ける「観察」。

NHK朝ドラ「風、薫る」Webサイトより
朝ドラ「風、薫る」にて、主人公のりん(演:見上愛さん)と直美(演:上坂樹里さん)が、「Observe」や「Observation」について調べていたので思わず集中して聞き入ってしまいました。
ナイチンゲールの「Notes on Nursing」の中にある「Observe」という単語が訳せず、これが分からないと、なぜ看護婦(劇中の言い方です)になれないのかが分からないと。

直美が、ナイチンゲールの看護を学んだ大山捨松(演:多部未華子さん)に聞いたところ、
見るにも知らないうちに目に入る「See」、しっかり見つめる「Watch」に対し、「Observe」は包み込むように見続けるように見ることだと。
看護で使う場合の「Observe」は、「じーっと、よーく見る。」だそうです。相手の様子を包み込むように見続けるような。病ではなく、人を見るのだと。
人間が好きでないとできない仕事だと。
看護の看は、「手」と「目」を使って「看る」。
目から鱗でした。いい言葉です。
また、りんが働くお店で謎の少年島田健次郎(演:佐野晶哉さん)に聞いたところ、「あるがままを見て、物事を見極める。」、訳語は「観察する」であると。
元々は仏教の言葉で、観音様の「観」に、「察する」で、「観察」。
看護婦にとってもっとも基本となるのは、病人がいちいち言葉にせずとも、その顔つきやちょっとした態度の変化から気分や体調を察する力を持つこと。
これこそが、「Observe=観察する」。
弊社の屋号は、「ビジネスをよく観察することで、表面だけでなく本質的なことを見極める」ことを信念としているため「ビジネスのかんさつ」と称しています。
朝ドラで「相手の様子を包み込むように」という言語化をしていただいたことが、グッと心に響きました。
人が好きでないとできない仕事。大共感です。
