業界動向分析とは?業界動向調査の調べ方と分析方法

010_業界動向分析とは?

 

ビジネスにおいて自社の業界の動き(業界動向)を知ることは、今後の経営戦略立案に向けて非常に重要な要素となります。

 

業界動向とは、その業界の製品の生産量・販売額・そこで働く従業員数や、市場規模・価格推移・シェア・ランキングなどの統計および経年の推移など、「その業界がどう動いているのか?」です。

業界動向を知ることにより、自社ビジネスの「現在地」を知ることができ、将来の予測立てにも役立てることができます。

今回は、業界動向の調べ方・分析方法について解説します。

 

 

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筆者
佐治 秀保 / sajihideyasu

株式会社ビジネスのかんさつ 代表/オルタナクリエイツ 代表

広告写真家・クリエイティブディレクター
経営戦略 & WEBマーケティングコンサルタント(中小企業診断士)

プロフィール詳細(ビジネスのかんさつWEB)

業界動向分析とは?

業界動向分析とは、その業界の製品の生産量・販売額・そこで働く従業員数や、市場規模・価格推移・シェア・ランキングなどの統計および経年の推移などを調査し、自社にどう影響するのかを分析することです。

主に調査する内容

例えば以下について調査をし、業界の動向を把握していきます。

  • 市場規模
  • 業界の企業数・店舗数の推移
  • 製品の生産量・販売額の推移
  • 価格帯の推移
  • シェア
  • 業界で働く従業員数

業界動向の情報源

業界動向を調査するための情報源は、以下のようなものがあります。

  • 業界誌
  • 経済センサス
  • 官公庁発表の統計データ
  • ビジネス系新聞・メディア
  • 四季報
  • 帝国データバンク
  • 業界地図(日本業界地図・会社四季報業界地図・図解!業界地図 など)
  • 業界に関係する各協会の資料
  • リサーチ会社



基本的に2次データである

業界動向は基本的に統計データであり、自社では直接調査を実施することは困難です。公的機関や研究機関もしくは信頼できる企業のリサーチデータを調べていきます。

ちなみに、自社で調査したデータを「1次データ」といい、他社が調査したデータを「2次データ」といいます。業界動向は基本的に2次データになりますね。

 

1次データと2次データの違い

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業界動向の調査方法

例えば、「ケーキ屋」を営んでいるとします。洋菓子業界ですね。

少し前のデータですが、株式会社矢野経済研究所による調査によると、「和洋菓子・デザート類」の市場規模は約2.1兆円で、コロナ前の数年はほぼ横ばいで推移していましたが、コロナ禍の自粛期間があった2020年で減少、その後は少し戻すと予想されていますが、成長とまではいかないようです。

理由としてはお土産需要が減っているということが大きいようです。

 

▼和洋菓子・デザート類市場規模推移・予測

– 矢野経済研究所WEBサイトより

一方、「和洋菓子・デザート類市場の流通チャネル別構成比」はこのようなデータを発表されています。

 

▼和洋菓子・デザート類市場の流通チャネル別構成比

– 矢野経済研究所WEBサイトより

 

2020年時点での調査ですが、どのチャネルで販売されているのかのシェアがよく分かりますね。

このように調査機関でも無い限り直接調べることが難しい情報でも、そのデータを有償もしくは無償で提供している機関や企業がありますので、その情報を仕入れておくと、「業界の動き」を把握することができます。

 

もちろん、ケーキ屋の業界動向を調べるのに「和洋菓子・デザート類」ですと広すぎもする範囲ですので、もっと多面的にさまざまな情報を得て、自社に関係する調査を拾っていくという作業が必要になります。

その他、業界トップクラスの企業はどのような動きがあるか(例えば海外進出や商品開発が高級志向になってきているなど)をニュースソースなどで得ることも業界動向の調査になります。

業界動向の分析

調査をしたら、分析をします。

調査は主に定量的な事実データではありますが、その数値を眺めるだけでなく、「そこから何が言えるのか?」まで考えることが分析です。

例えば、

・数字は〇〇で推移しているので、市場は今後縮小or拡大していく

・個人経営店の倒産件数が減っているので、自社のような地域密着の専門店が選ばれている可能性がある

・海外からの参入が相次いでいるため、今後も海外勢が増えシェアをとられる可能性がある

・コンビニよりもスーパーマーケットの洋菓子の販売力が高まってきている

など、業界の動きから今後の「機会(Opportunity)」となる要因および「脅威(Threat)」となる要因(特徴)を洗い出していきます。

調査をすると、ひらめきが起きる

統計データなどの数値データで業界動向の推移やシェアを見ていくと、大きな視点でビジネスを観察することができます。

自社のビジネスの業界が、今どのような動きがあり、今後どのような動きになっていくのか?という予測(分析)が立てられるようになるため、今後の経営戦略立案のための「ひらめき」が起きることもあります。

業界動向分析をする頻度

もちろん世の中は絶えず流れていますので、年に1度は業界動向調査をした方が良いでしょう。業界地図なども年に1回発行されていますのでチェックしてみてください。


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佐治 秀保 / sajihideyasu

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クラウドで遠隔配信管理が可能なデジタルサイネージの導入と、サイネージに表示するコンテンツ(写真・動画・デザイン)の制作をご支援します。

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SNSやEC・WEBで発信するための、社内で写真撮影できる人材育成研修です。ビジネス特化の写真撮影・ディレクション・Photoshop、生成AIを使用したレタッチや合成が学べます。

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広報・広告用
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出張研修

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動画撮影・編集研修



撮トレ

SNSやEC・WEBで発信するための、社内で動画撮影できる人材育成研修です。ビジネス特化の動画撮影・ディレクション・編集ソフトの使い方・生成AIの活用方法を学べます。

ご依頼の流れ

貴社の課題に応じて、様々なGoodなご支援を用意しています。

  • 1

    お問い合わせ・初回オンライン相談(無料)
    フォームよりご連絡ください。メールにて折り返しご連絡いたします。
  • 2

    初回オンライン相談(無料)
    オンラインにて、貴社の課題やご希望の支援プラン・研修プランについてお聞かせいただき、
    ご支援の内容・進め方・料金についてご説明します。
  • 3

    お申し込み / ご支援・研修実施
    プラン確定後、具体的なご支援・日程を決め、ご支援・研修を開始いたします。

よくあるご質問

どのような企業が対象ですか?

主に従業員数5名〜300名規模の中小企業を対象としています。業種は問いませんが、経営の方向性や中期ビジョンを明確にしたい企業、パーパスやMVVを言語化し組織に浸透させたい企業、人材育成を強化したい企業に多くご利用いただいています。

パーパス・MVV・中期ビジョン策定は、どこまで支援してもらえますか?

経営者へのヒアリングから始まり、パーパス・MVV・中期ビジョンの設計、言語化、社内浸透のためのPMVVカードの作成までを一貫して伴走します。

「伴走型コンサルティング」とはどのような支援ですか?

課題や戦略を一方的に提案するのではなく、定期的な1on1やミーティングを通じて、実行・改善まで継続的に関わる支援スタイルです。経営者や現場と同じ目線で考え、現場で使える形に落とし込むことを大切にしています。

AI・DX導入支援では、具体的に何をしてもらえますか?

企業の課題や業務内容を整理した上で、適切なAI・DXソリューションの選定から導入・活用方法の設計までを支援します。ツール導入が目的ではなく、業務効率化や意思決定の質向上につながる活用を重視しています。

ITやAIに詳しくない会社でも相談できますか?

はい、問題ありません。専門用語を極力使わず、現場の業務や課題を起点にご説明します。ITやAIが目的化しないよう、経営や組織にどう活かすかを重視した支援を行っています。

人材育成研修ではどのような内容を扱っていますか?

社内Webマーター養成研修、写真撮影研修、動画撮影研修をはじめとしたクリエイティブ研修や、事業計画書作成研修、新規事業立ち上げ研修などのビジネス研修など、実務に直結する内容を中心に提供しています。座学だけでなく、実際に手を動かしながら学べる実践型研修が特徴です。

研修は単発でも依頼できますか?

はい、単発でのご依頼にも対応しています。また、経営コンサルティングと組み合わせて、組織全体の方針に沿った研修設計を行うことも可能です。

名古屋以外の企業でも対応可能ですか?

はい、全国対応しています。オンラインでの打ち合わせや研修にも対応しており、地域を問わずご相談いただけます。

どのような流れで支援が始まりますか?

まずは初回ヒアリングで、現状の課題や目指す方向性をお伺いします。その上で、貴社に合った支援内容や進め方をご提案し、合意のもと伴走支援をスタートします。

まだ課題が整理できていない段階でも相談できますか?

はい、多くの企業がその状態からご相談いただいています。対話を通じて課題や優先順位を整理し、必要な支援内容を一緒に明確にしていきます。

パーパスやMVVは何のために必要ですか?

パーパスやMVVを明確にすることで、企業文化や価値観・将来のビジョンが見える化します。社外へのブランディングだけでなく、社内向けのインナーマーケティング、共感する人材を集めやすくなるため、採用・定着改善にもつながります。

ある業務のDX化を検討しているのですが、良いツールを探していただけませんか?

まずは貴社の業務における課題の詳細をお聞かせください。課題解決に向けた良いDXツールを選定しましょう。

AIを導入したいのですが、ツールAとツールBで迷っています。どちらが自社に合いますか?

必要な機能やご予算などから、貴社に合うツールを選定いたします。

AIやDXツールの費用を知りたいのですが、ベンダーからの営業は困るので調べていただけませんか?

貴社の具体的な情報を開示する前にDXツールベンダーに機能や費用を確認いたします。

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