ビジネスのかんさつ日記
category: 時事
– Google Japan Blogより
Googleから「AIモード」が発表されました。
ChatGPTの衝撃から約3年、人々の「検索」の行為が変化してきましたが、ついにGoogleもAI検索に手をつけました。
弊社で実施しているWebマーケター養成研修でも、Google広告についてもWebマーケの一環として講義していますが、とても注目すべきニュースですね。
Googleのビジネスモデルは基本的に「検索+広告」。
収益のほとんどが「検索連動型広告」といういわゆるGoogle広告です。
ただ、ここ10年ほどで収益構造は若干変化しており、2015年頃は70%近くが検索連動型広告だったのに対し、2025年1-3月は非広告(クラウド・YouTube等のサブスクなど)の収益が40%を超えているようで、検索連動型広告は50%ちょいになっているようです。
AI検索が主流になると、ユーザーがいろんなWebサイトを巡回しなくなってきます。
皆さんもご経験あると思いますが、ChatGPTを使用するとChatGPTの中で答えが返ってくるので、どこかのWebサイトに飛んだりすることがなくなってきていると思います。
そうなると、企業はWebサイトやECサイトに飛んでほしいと思いGoogle広告に出稿しているのに、その狙いがなくなるので広告出稿する企業が減る可能性があります。
このことにより、Google広告の収益が減るのではないかと予想もされています。
ChatGPTやパープレキシティなどのスタートアップの台頭はもちろん、マイクロソフトのBingもオープンAIの技術を活用して提供しています。
これらの生成AIサービスの出現はGoogleを動かした一因として間違いないでしょう。
GoogleはAI検索に慎重になっていると見られていました。
ただ、Googleの検索エンジンのシェアは9割ほどとかなり優位性を持っていることや、Android、Gmailなど様々なシェアを持っているのはリソースとしてかなり強いでしょうから、これらも活用しつつ新しいビジネスモデルに移行していくのではないかなと思います。
これまでのGoogleは、ユーザーに無料で利用してもらえるサービスを打ち出し、ユーザーを獲得してそこに広告を入れるというビジネスモデルがよく見られました。
ただこの数年、YouTubeプレミアムやGoogleフォトなどのサブスクサービスの開始が目立ち、前述の通り収益の構造も変わってきています。
Googleの最先端AI機能を使えるようになるプラン「Google AI Ultra」は月額249.99ドル(約3万6000円)になるようです。
Googleの戦略立案で、どうターゲット設定しているのかが非常に興味がありますが、年40万円以上払って得られる価値を求める人はどのような方々になるのでしょうか?
弊社のWebマーケター養成研修では、SEO・Googleアナリティクス・Google広告について多く講義していますので、AI検索で人々の「検索する」「調べる」という行為がどのように変化していくのかをかなり注目しています。
弊社では、SEO・Googleアナリティクス・Google広告などのWebマーケターに必要な知識と使い方・戦略立案の方法を学ぶ「Webマーケター養成研修」を実施しています。
強いビジネスの仕組みを創るために、社内人材のWebマーケティング能力を高め、収益向上を目指すご支援をしています。全国対応していますので、ぜひご活用ください。
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昨日2024年11月15日にSTATION Aiの1Fイベントスペースにて実施された、愛知県主催 刈谷イノベーション推進プラットフォームとの相互連携・協力に関する覚書の締結式イベントに観覧参加してきました。
▼愛知県のプレスリリース
https://www.pref.aichi.jp/press-release/startup-kip.html
愛知県は製造業が産業の約4割と多く、なかでも刈谷市は豊田自動織機社・デンソー社・アイシン社・トヨタ紡織社・ジェイテクト社・トヨタ車種社等、トヨタ系の大企業が本社を構えている製造業の街です。
その刈谷市が2024年8月にイノベーション推進プラットオームを設立し、今回愛知県と相互連携・協力の締結をいたしました。
STATION Aiの開業を機に、愛知県のエコシステム、オープンイノベーションが加速している動きがたくさん見られて嬉しいです。
愛知の名が、世界でイノベーションの街としてブランド化していく未来になることを願い、微力ながら役立てるように日々努めていきたいと思います。
– 映画『ラストマイル』WEBサイト
映画「ラストマイル」。
事前情報はほとんど入れないようにしましたが、「アンナチュラル」「MIU404」の同じ世界線のようでしたのでAmazonプライムで一気観してから映画を観てきました。
大倉孝二さん演じる西武蔵野署の刑事・毛利が3つの作品を繋げる役割をしていてとてもキャラクターと共に魅力的です。
「アンナチュラル」も「MIU404」もそうでしたが、ミス・ディレクションがうまく、味方→怪しい→やっぱり味方のように観ている側も揺さぶられていきます。
この2024年のタイミングで物流問題を題材に選んだことはやはり狙ってのことでしょうか。
サスペンスストーリーもさることながら、外資と日本企業の違い、物流の各段階での問題、労働問題、家庭問題など今の日本の社会問題を取り入れながら「アンナチュラル」と「MIU404」の世界を繋ぎ、様々な要素をパズルのピースを組み合わせるように整理されたすごい脚本でした。
What do you want?
必要な時に、必要なものが届かないかもしれない未来。
2024年問題は輸送能力の不足割合は14.2%と言われていますが、もし何も対策を行わない場合は2030年には34.1%とさらに問題は大きくなります。
ネットでポチッとした瞬間から動き出す様々な問題。
日本の労働人材が増える期待は残念ながらできないため、アイデアと技術で解決していく必要があります。
大変ありがたいことに、脳みそがいつもの10倍くらい必要な状態が続いています。
もともと糖分、特にチョコレートが大好きなのですが、食べる前に溶けるのが好みではないので夏の間は少し離れていました。
汗をかいた仕事帰りにスーパーに寄り、何かアイデア出しのツマミはないものかと思わず「亀田の柿の種×チョコピーナッツ」を買ってしまいました。
甘いとしょっぱいが交互でグッドです。
気になって公式HPを見てみたら、2〜3週間程度の期間限定のようですね。
コピーは「“甘い”と“しょっぱい”の無限ループ」。
https://www.kamedaseika.co.jp/news/20230919_19997/
– 亀田製菓HPより
どうやらアンケート結果をもとにした商品開発のようです。
“甘い”×”しょっぱい”はこれまでもあったアイデアだと思いますが、「同時」なのか「交互」なのかは面白いアンケートですね。
– 亀田製菓HPより
よく撮影の時に、ヘアメイクさんがモデルさんに「お菓子、甘いのとしょっぱいのとどっちがいいです?」と聞いている場面に出くわしますが、甘いの食べたりしょっぱいの食べたりしているんですよね。まさに無限ループ。
– 亀田製菓HPより
「無限ループ」というコピーから、無限ループにするための食べ応えをつくるために半割れピーナッツにしたんですね。
半割れピーナッツをチョココーティングするって手間のように思えますが、それが無限ループを生んでいるんでしょうか?以前チョココーティングする機械を撮影したことがあるのですが、半割れの状態でコーティングするのがあまりイメージできないんですよね。
食べながら思考も無限ループ状態です。
という記事を書いている時点で現実逃避気味ですが、
いいアイデアが出てきたのでこの辺りで失礼します。
本日の日経新聞に掲載の「GAFAM襲う『中年の危機』」の記事が興味深いです。
GAFAMもFacebookがMetaになったからGAMAMになるのかな。
メタ19歳、グーグル24歳、アマゾン28歳、アップル46歳、マイクロソフト47歳。
ここ10年程米国および世界を席巻してきたテック企業が、次々と苦境に立たされています。
日経さんは「中年の危機(→Wiki)」と称していました。
大きな山に挑み登ってきたけど、次なる挑みたい山が見つからないのか。
若い頃は世界を変えてやろうと突っ走ってきたけど、時代も変わり、逆風や新興勢力も出てきて、体内も衰えや病を発症するなど走れなくなってきた。
やっぱり、成長には新しいことにチャレンジする・できる環境をつくることが必要です。
– ZHD WEBサイトより
2023年2月2日、Zホールディングス・LINE・ヤフーの3社が合併が発表されました。2023年度中を目処に合併を実施するそうです。
Zホールディングスは2021年3月にLINEとの経営統合をしましたが、融合が思ったより進まず、9000万人を超える顧客基盤を成長に活かせているとは言えない状況でした。
LINEとヤフーの文化の違いから、経営の意思決定スピードが遅いことを問題視されているようです。
経営環境もここ数年で激変し、広告事業ではTikTokなどの台頭で売上収益は低下してしまいました。動画配信サービスも競合が増え、「GYAO!」は3月で事業終了になってしまいます。
ECでもAmazonや楽天に勝てていない状況です。
この合併により意思決定スピードが迅速化され、失敗してもどんどんチャレンジするという姿勢を示していただき、日本のデジタル分野を世界に広がるくらいもっと盛り上げていただきたいなと期待をしています。
– トヨタイムズWEBより
2023年1月26日、トヨタ自動車が豊田章男社長、内山田竹志会長の退任と、佐藤恒治執行役員の社長昇格を発表しました。
この発表には驚かされるとともに、豊田章男社長の「意思決定力」に感服いたしました。
2009年の就任からこの13年間、外部環境的にも様々な危機があり、創業家という重圧もあると推察される中、いつもニュースで見るその意思決定力に驚かされていました。
余談ですが、僕が初めて買った車は中古のセリカSSⅡ。カラーは黒で、4つ丸目の可愛い子でした。100万円くらいだったかな。大学生でしたがローンを組んで買い、友達を乗せてたくさん遊びにいきました。青春時代はトヨタ車に乗っていました。
まず2009年はリーマン・ショックの大打撃があり、その後は米国の大規模リコール問題もありました。東日本大震災や新型コロナウイルスなど様々な危機もありますが、やはり世界的なEVシフトの波がトヨタに与えた影響は大きいのではないでしょうか。
商品戦略も改革し、損益分岐点の台数を低下させて強い経営基盤を構築されました。
EVシフトへの対応をどのように取るのかを注目していましたが、HV(ハイブリッド車)もEV(電気自動車)も幅広く揃える全方位戦略を発表した際は驚きました。
大企業らしい戦略です。中小企業ではほとんどが「差別化集中戦略」を取りますが、さすがトヨタ!と思いました。
また、会社の定義も変えました。車を製造・販売する会社から、人々の移動に関するあらゆるサービスを提供する『モビリティカンパニー』へと変化すると宣言されました。「メーカー」から「サービス業」へ変えていくというビジネスの定義を変えるという意思決定もされました。
このタイミングでの退任の意思決定は、具体的には分かりませんが、中長期的に見て次への変化をしていく必要があると感じられたからではないでしょうか。
世界的企業でこのような意思決定ができるのは本当に素晴らしいです。
中小企業では事業承継の問題がかなり深刻ですが、それにはこのような「意思決定力」の有無もあると思います。
意思決定は、経営を左右します。何をするか何をしないか。どのタイミングでどのようなリソースを使用してどんな価値を提供していくのか。
先を見据え、戦略を考え、必要なタイミングで必要な意思決定をする。
豊田社長の意思決定力は、大変勉強になります。
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