ビジネスのかんさつ日記
昨日、阪神タイガースが1985年以来38年ぶりの日本一に輝きました。
今年は本当に阪神が強かった。
とはいえ、打率も突出して良いわけではないし、エラー数も多い。なのにペナントでは圧倒的なゲーム差をつけての優勝。
この強さの源泉はなんだろうと勝手に分析をしてみました。
やはり前年までに獲得・育成してきた選手の土台はもちろん、岡田監督の知的で昔ながらでかつ非常に面白くワクワクする采配が大きかったのではないかと思います。
四球の査定アップや打順・ポジションの固定というシーズン開始時からの改革もありますが、 個々の試合でも岡田采配は面白かった。
日本シリーズだけでも湯浅の投入タイミング、5番ノイジー、青柳を4回2/3で交代、サトテルの盗塁など、まるで岡田監督が将棋をさしているようで、藤井聡太さんの試合を見ている感覚にもなりました。もちろん中嶋監督も手強かった。名人同士の戦いという感じです。
阪神には「アレ」という言葉はボカシながらも明確なビジョンがあり、そのために蓄積してきたここ数年の金本さん矢野さん時代のドラフト獲得選手が見事に成長して、日本シリーズMVPの近本選手から恐怖の8番バッター木浪選手まで、相手ピッチャーは全く気が抜けない体制を作ってきた基礎力もあります。
ジャイアンツのような一発はあまりないけれど、四球などで出たランナーを単打で繋いで丁寧に点を取っていくというシーンは数知れずありました。日本シリーズもホームランは確かノイジーくらいですよね。(ノイジーはシーズンであまり打たなかったのに笑)
約1年前に監督就任打診をされてから、どうやってビジョンである「アレ」に持っていくかを戦略を立て、将棋の対局のように今ある駒の動かし方いわゆる戦術を丁寧に実行していった結果だと思います。
ビジネスにおける戦略立案・実行と同じ思考をされていて、さすがだなと感服してしまいました。
この思考は少年野球や高校野球でも使える思考ですよね。
また、今年は横田さんの訃報もあり、より選手の皆さんが一丸となって戦っていたのだと勝手ながら想像します。
38年前はその後暗黒期に入りましたが、今年は若い選手が多くドラフト生え抜きなのでまだまだ成長していく可能性も感じます。
竜虎同盟ということもあり、個人的に阪神はすごく身近な他球団で親近感があるので応援していますが、できればドラゴンズだけにはもうちょっと負けてもらえると嬉しいですね。
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